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Q&A
お取扱いの注意とメンテナンス
 
古くからある日本のやきもの産地の技術を活かし、
陶器の特性を今の暮らしに役立てます。
■ 一般的な土もの陶器
土ものの陶器は、軟質で多孔質の素地(きじ)に施釉してあるもので、土原料・釉薬成分の配合と焼成時の化学反応により、さまざまな色合いや質感が表面に生み出されます。お取扱いの知識が少しあれば、保温性に優れ、触れた感触・見た目の印象も温かく優しげな陶器を、和のうつわとして親しんでお使いいただけます。
表面には「貫入(かんにゅう)」と呼ばれる釉の細かいひび割れが目に見えなくても入っている場合がほとんどで、吸水性があるため食材や調味料の色がつきやすく、汁気の多いものを入れると水漏れを起こす場合もあります。特に釉薬をかけずに焼き締めて素地が表面にむき出しになっている焼き締めの器は、表面の土の目がざらついて粗くなっているため使う前に注意が必要です。
詳しくは『陶器のお取扱い』『陶器のメンテナンス』をご覧ください。
   
   
 
 
■ 土鍋・耐熱陶土について
冬の食卓・団欒には欠かせない土鍋。耐熱食器・調理器具として土鍋のように直接火にかけて使用できる直火対応の耐熱陶土の材質について。
土鍋は直接火にかけても割れないよう粗い土を使い、素焼きに近い低めの温度で焼くことで空気孔の多い素地を作っています。素地(きじ)に強度を持たせるため原料に「ペタライト」という熱膨張を小さくする成分を配合し、直火の高熱にも耐えられる陶土と釉薬を使用しています。
耐熱陶土はこの原材料を使って土鍋よりきめの細かい素地をつくり、薄くて軽い日常使いやすい土鍋や食器として、直火用だけではなくオーブンレンジのための調理器具としても実用の幅を広げています。(電磁調理器具でのご使用はできません。)空気孔の多い陶器の素地は、局部的に高熱になるのを防ぎ全体にゆっくりと熱を伝えていきます。一度温まると冷めにくいのも特長です。
マイスターハンドの土鍋・耐熱陶器はすべて国内生産されています。
 
■ 土鍋のお取扱い注意
○土が粗いため水漏れします。初めてご使用になる前には必ず目止めをしてください。
○鍋の底が湿っていたり水滴が付いたまま火にかけないでください。表面のみ温度が高くなりすぎて火にかけたとたんに破損する可能性があります。
○火にかけた後の器は大変熱くなっていますので、やけどに注意してください。テーブルに置く際には必ず鍋敷きをお使いください。
○加熱して使用を重ねていくうちに表面に細かいひびが入り、調理を繰り返すうちにすすや焦げがつきますがご使用には差し支えありません。使い込むほど徐々に強度が増していく材質です。
○目止めをした後でも吸水がなくなるわけではないので、火から下ろし中身を長時間入れたままにしないでください。汁が染み込んで、臭いの吸着やカビの発生の原因になるので、なるべく速やかに別の器に移し替えることをおすすめします。
○ご使用後はなるべく内側だけを洗い、外側をあまり濡らさないのがコツです。洗浄の際金属たわしや漂白剤・クレンザー等を使用しないでください。
○洗った後は日に当てるなどよく自然乾燥させてから、なるべく風通しの良い状態で保管しましょう。
   
 
 
■ ストーンウェアについて
ほとんど磁器質に近いグレーや褐色の色の着いたものがストーンウェアです。
原料の成分配合により、色が赤黒く吸水性の少ない硬い素地(きじ)のものもあります。
丈夫ですがお取扱いには磁器と同様、急熱・急冷は避けて、衝撃にはご注意ください。
鉄分を多く含む赤土のストーンウェアは、クラフト的な風合いを出すため窯変の激しい釉薬と土を使用しています。焼成時季・ロットにより柄・釉の発色、土色に個体差が生じやすいのでご了承ください。
 
■ 白雲陶器
土原料にはドロマイト(白雲石)が配合された真っ白な素地(きじ)の色で、密度の低い軽い素材です。焼成温度1100℃で焼き締めた上に1000℃で溶けるフリット釉を施釉し、低火度で焼かれるため、陶器の中でも稀に見る鮮やかな発色が特長です。
強度はあまりなく、素地には吸水性があります。釉薬にひびが入りやすいため急熱・急冷には特にご注意ください。また、水に浸したままで長時間放置することも避けてください。電子レンジでのご使用は基本的には可能ですが、場合によっては釉にひびが入ることがあるので注意が必要です。
   
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